こんにちはヒロキです。
近年では転職をする人の比率は上がってきています。
「マイナビ 転職動向調査2020年版」を参照すると転職したい方は増えています。
その時に、面接で必ず聞かれるのは「転職理由」です。
よくある理由は「前職がブラック企業だったからです!」や「給料が低い」などいろいろな理由が多数です。
しかし、ネガティブな転職理由では選考は通過することはできません。
何故かといいますと、上記の理由は「退職理由」になってしまっているからです。
前の仕事が嫌になった、残業が多すぎる、人間関係で問題が発生したというマイナスなイメージをとらえてしまい、退職するのではないかと考えてしまいます。
今回は、転職理由を聞かれた時に正しい転職理由を解説していきます。
- 初心者エンジニア
- 転職に興味がある方
- 転職がうまくいかない方
辞めた理由ではなく転職で叶えたいことを述べる
結論は「転職で叶えたいことを述べる」です。
正しい回答は「どんな仕事ができる会社に入りたいのか、どうしてそう思った」であります。
大半は「前職のダメな理由」述べることが多いですが、ダメな理由を言う必要がないです。
これは「ダメな話をするとマイナスな印象になってしまう」という意味もありますが、ダメな話だけだと「退職理由」が目立ってしまい、肝心な「転職理由」が見えてきません。
転職理由は前向きな回答をしましょう。
なぜ面接で「転職理由」を聞くのか
面接で転職理由を聞く理由は、応募者と企業のミスマッチ(釣り合わない)を防ぐためです。
応募者は前職にギャップを感じて、「違う仕事ができる会社に行きたい」という考えをもって辞めていることが多いです。
企業側は、応募者のギャップが自社にあるかどうかを考えて、採用するかどうかを決めています。
せっかく転職してきたのに、入社後に「思っていたのと違う」となるとはお互いが損をしてしまいます。
また、多くの企業は長く勤めてくれる人に来てほしいと考えています。
そのため、少し嫌な仕事があったらすぐに辞めてしまいそうな人を採用するはずがありません。
転職理由は軽い理由や浅い考えで答えず、しっかりと自分の考えを伝えましょう。
ダメな転職理由に多いパターン
面接で求められている「転職理由」とはなにかわかったところで、よくあるダメな転職理由のパターンを挙げます。
- 前職の仕事は面白くない
- 残業と休日出勤が多い
- 人間関係が悪い
こうした「会社の愚痴」が転職理由だけで終わってしまうと、「他責思考の人」になります。
他責思考とは、「自分ではなく他人に責任がある」と考える人です。
エンジニアは特に仕事もスムーズに進む事は少ないです。
また、同僚や上司は気の合う人ばかりではありません。
どんな企業も問題が起きた時に解決しようと取り組んでくれる人を求めています。
転職理由の作り方
説得力のある転職理由は、「仕事に対する自分の希望→その希望は今の会社では頑張っても叶わない→希望が叶う仕事に転職したい」という流れで組み立てられるとキレイです。
【デバックばかりでアプリ開発がしたい場合】
自分は今後もアプリ開発がしたいため、技術を追いかけていきたい
↓
前職だとテスターのみでスキルアップができない
↓
アプリ開発に携わり、エンジニアとして技術を向上したい
また、転職のきっかけはネガティブな理由でも、ポジティブな転職理由に変換することもできます。
【前職は技術的につまらない、飽きたという場合】
もっと新しい技術やサービスに携わりたい
↓
前職では古い技術の案件しかない
↓
これから需要が伸びそうなサービスを作ったり、そのサービスに特化した開発言語を使っている会社に転職したい
しかし、中には「残業が多すぎ」や「前職の経営が傾き将来性がない」というやむを得ない場合は、以下のように変換できます。
【残業が多すぎて体力的にきつい場合】
前職は残業200時間で多すぎて、休むことができない
↓
しかし開発は好きだから続けたい
↓
前職で学んだ経験や知識を活かし、同様のサービスとじっくり向き合いたい
【会社の経営が傾いて将来性がないため辞める場合】
前職の経営が悪化したから将来性がないため辞めたい
↓
次は将来性のある企業でエンジニアの仕事を続けたい
↓
今この分野のサービスはトレンドで将来性がありそうだと思い転職を決意した
このように「ネガティブ」で終わりではなく、ネガティブがきっかけだったとしても「次にどんなプラスがある転職をしたいのか」までを考えて言えるようにしておくとよいでしょう。
まとめ
転職理由がうまく答えれれない方や手ごたえを感じなかった方は「退職理由」を答えている可能性があります。
そんな方は、ポジティブな「転職理由」にできないか考えてみましょう。
うまく転職理由ができない方は、「そもそも本当に転職すべきかどうか」を考えてみてください。
「この転職で叶えたいこと」がない状態では、たとえ転職できたとしても、転職先でも同様の問題にぶつかります。
前職にどんなに大変でも、違う企業に転職さえできれば問題解決するわけではありません。(体力的や精神的にキツイ場合は除外です)
「現職を辞めて終わり」ではなく、「次はこんな転職ではこんなことがしたい」という転職理由が固まったときに、転職のタイミングです。
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